2014年2月14日金曜日

政治決着

利害の対立や紛争について、司法の場で解決を図るのではなく、政治的な調整によって事態に一定の収拾をつけること。

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税務調査の現場。


「これは政治決着ですか?」と統括官が言う。

・下請けと元請けの調整
・管轄の税務署間の調整

ストーリーを描き、当事者にとって最善な落とし所を探る。

「事実」と「真実」

という言葉を身をもって感じながらも
真にクライアントを守れているか、自問自答を続ける。

ハンコを押せば終わりという事ではない。

これからの正しい対応のみが、今の決断に意味を持たせてくれる。

2014年2月9日日曜日

税法を支える三つの公平

税法は公平でなければならない。
公平には三つの考え方がある。

一つ、映画館税制
映画館の入館料のように、
お金持ちもそうでもない人でも、
一人頭一律に同額とすることが公平とする考え方。

二つ、コカコーラ税制
誰が飲もうと100円のコーラには5円の税金がかかる。
消費に比例した税金負担とすることが公平とする考え方。

三つ、泥棒税制
年収200万の人、年収1500万の人がいる。
それぞれが泥棒にお金を盗まれた場合、
いくらぐらいなら耐えられるだろうか。
前者は20万、後者は600万なら何とかなる。
この所得に応じて増加する税金が公平とする考え方。

これには、所得の再分配の働きもある。
泥棒であるネズミ小僧が、
お金持ちから小判を奪い、
そうでない者にばらまく。


2014年2月5日水曜日

切磋琢磨

学ぶとは
聖賢の道を祖述し実行すること

損得を天に任せ、ただ一途に
道を楽しみ、礼を好む