「トップの器以上に組織の器は大きくならない。」
「組織は99%トップで決まる。」
これらを同義と考えると、トップの役割を担う人は、
自分の器というものを知らなければなりません。
自分たちを知ること「力相応一番主義」により、
お客様から一番に選ばれる存在になれるのです。
器の大きい人・組織は、
長所伸展のモノの見方や長期的視点で行動できる
という共通点があります。
二宮尊徳翁は、
「遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す、
それ遠くをはかる者は百年のために杉苗を植う、
まして春まきて秋実る物においてをや、ゆえに富有なり、
近くをはかる者は春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず、
唯眼前の利に迷うてまかずして取り、
植えずして刈り取る事のみ目につく、故に貧窮す」
と仰っています。
これは、目先の損得ではなく、
人も組織も事業も、
より遠くを見て手を打たなければならない
ことを教えてくれています。
より遠くを見据えた経営計画に基づき行動するためには、
自分たちがブレない目的(軸)が必要です。
それが、経営理念です。
そして、理念に従う正しい考えと正しい行動だけが
成果を許してくれるのです。
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